成田空港周辺9市町における「国家戦略特区制度」
来月千葉県が国へ提案

 私が、2015年12月に、成田第3滑走路実現を目指す有志の会(当時)で提言した「成田市だけの特区ではなく成田国際空港圏全体の国家戦略特区を」が令和3年1月に千葉県から国へ提案を行う事になりました。
 私は、これまでも全国で沖縄県のみが指定されている自由貿易地域(FTZ)を成田空港周辺にも指定し、企業立地の促進と、貿易の振興に資するよう、市をはじめ国等に提案をしてきています。そして、FTZを十分に発揮するためには成田空港周辺のほとんどが、農振法、農地法で縛られている現状を緩和し、事業用地確保のための土地利用の弾力化も求めてきました。今回の県から国への提案は「土地利用の弾力化」を提案していますが、成田空港圏がこれからの日本産業の一翼を担うためにも「自由貿易地域」の指定も是非提案すべきだと考えています。
 また、農業の振興についても農地法を死守するのではなく、空港周辺に農業分野での研究等これからの農業拠点づくりも同時に進めるべきです。国家戦略特区として成田空港周辺に「農地法・関税法ゼロ地域」の創設こそ、ポストコロナ時代の日本の活力の一つと考えています。

 

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