50年を迎える成田ニュータウン全体の再整備を!
(宇都宮)
成田市立地適正化計画において、今後も空港機能の拡大等に伴い、就業者数の増加が見込まれることから、就業の場だけではなく居住の場としても選ばれるまちづくりを進めていく必要があるとうたわれている。この方針に沿って第1に着手すべきは約500ヘクタールの面積を有し、事業開始から間もなく50年となる成田ニュータウンの再整備であると提案する。
(成田市)
赤坂地区で都市機能の充実を図るとともに、生涯学習や子育てなどを支援する多機能複合施設の整備に向けた検討を進めることとしている。また、成田ニュータウン全域を居住誘導区域とし、高齢者や子育て世代に配慮したまちづくりに取り組むとともに、現在の良好な都市基盤を有効活用し、若年層を中心に居住の誘導を図るなど、都市の成熟に応じた住宅地の更新を図っていくことが重要であると考えている。今後、空港機能の強化等により、新たなまちづくりが想定されるため、地域の特性に応じた用途地域の見直しや地区計画の活用などにより、新たな都市基盤の有効活用を推進していく。