2017年11月30日、黒野元成田空港会社社長が会長・義弟の山内弘隆が所長を勤めている、運輸総合研究所の研究報告会2017年秋(第42回)に参加いたしました。毎年、国の運輸政策の方向について学ぶことの多い、報告会です。空港に関するテーマは、
①「空港発着枠の最適配分に関する研究〜福岡空港を対象とした分析〜」
②「長距離国際線におけるLCC(LHLC)の拡大に係る研究〜欧州の動向を起点に〜」
③「中部国際空港の現状分析と今後の利用促進に向けた検討」
の3本でありました。
この発表を聴きながら、思い描いたことは成田空港は国の航空政策の中で大変重要な存在であり、今後も日本の中核の国際空港として、成長する責務があるということです。
しかし、中部空港に関する3県(愛知・三重・岐阜)の連携よりは、成田空港に対する千葉県の政策は受け身です。千葉県が主体となり、関東の各県と連携して自らの空港としての政策立案を望むところです。